帯揚げについて

帯揚げについて

こんにちは。花振袖の雀です。
京都の舞妓さんや関東の半玉さんといえば、赤い襟に赤い帯揚げが特徴的です。
今回は、公演時の花振袖の衣装から「帯揚げ」について詳しく書いてみたいと思います。




みんなが身につけている帯揚げは、京都の職人さんから取り寄せたものです。
丹後ちりめんに花街独特の紅染めと、銀箔の柄がとても華やかですね。
今はこのような伝統和装品の製造が少なく、希少なのでみんなで大切に使っております。


日本の伝統模様


青海波(せいがいは)


こちらの柄は見たことがある方も多いのではないでしょうか。
無限に広がる穏やかな波に未来永劫と、平和な暮らしへの願いが込められているそうです。



宝尽くし(たからづくし)


名前の通り、宝物を集めた文様です。
昔から福徳を招く文様として、老若男女、身分を問わず、あらゆる階層の人たちから喜ばれた模様です。



束熨斗(たばねのし)

たくさんの熨斗を束ねることから、多くの人たちから祝福を受けていることや、人と人との絆や繋がりを意味するおめでたい文様です。



毘沙門亀甲(びしゃもんきっこう)


亀甲とは亀の甲羅の文様で、長寿の意味を持ちます。
毘沙門亀甲は、戦勝、必勝の神とされる毘沙門天が着用している鎧の柄が由来とされています。



菊唐草(きくからくさ)


唐草模様というと、緑と白の風呂敷をイメージする方も多いのではないでしょうか。
つる草は生命力が強いため、「長寿・繁栄」を象徴しています。
菊は「不老不死」「無病息災」「邪気払い」の意味があり、とても縁起の良い柄です。



ここで紹介した帯揚げ以外にも、しだれ桜や紅葉、銀杏など、まだまだ色々な帯揚げがございます。
お会いできた際は是非、細部まで美しい衣装にも注目してみてくださいね。